eスポーツ大会の開催には注意すべきポイントがある!?カプコン社がSTREET FIGHTER6のイベント開催規約を公開!

2026年4月28日、大人気ゲーム「STREET FIGHTER 6」の開発・販売元である株式会社カプコンが、ストリートファイターシリーズのイベント開催規約を公開しました。

今までは、個別にイベント開催の許諾申請をしてご回答いただいた後でのイベント開催という流れだったのですが、今後はイベント開催規約に則った内容であれば許諾申請は不要となる為、よりスピーディーにたくさんのイベンターが開催できる様になりました。

今回、このイベント開催規約が公開されたおかげで、今まで曖昧であった部分も整理され、よりイベントの開催が行いやすくはなったのですが、それでもやや分かりずらい部分があったりもしますので、今回のブログは詳細まで説明を加えて解説していきたいと思います。

AI生成画像を使用しています

2026年4月、カプコン公式 CAPCOM eSports ポータル (https://sf.esports.capcom.com/portal/ja/community/)にて、「ストリートファイター6」を含むコミュニティ大会開催ガイドラインが公開されました。

これまで、格闘ゲームコミュニティでは、以下の様な疑問を持つ主催者が少なくありませんでした。

小規模大会を開催したいけれど、著作権や許諾関係が分からない…

参加費を取っていいの?

スポンサーを付けても大丈夫?

今回のガイドライン公開によって、個人や任意団体でも、一定の条件を守ればIPホルダーのカプコン社へ個別申請せずに大会を開催できるようになったのは、eスポーツ業界にとって非常に大きな出来事です。

特に「ストリートファイター6」は現在の格闘ゲームシーンの中心タイトルであり、地域コミュニティ大会や初心者交流会、オフライン対戦会などの需要が急速に高まっています。

まず今回公開された内容を簡単に説明すると、

「条件を守れば、個人やコミュニティがカプコン作品の大会を開催してよい」というルールを明文化したものです。
対象タイトルには、

  • 「ストリートファイター6」
  • 「ストリートファイターV チャンピオンエディション」
  • 「ウルトラストリートファイターIV」
  • 「カプコン ファイティング コレクション」シリーズ

などが含まれています。
つまり、地域のゲームコミュニティや学生サークル、友人同士のイベントなどでも、一定条件を満たせば正式に大会運営ができるようになったのです。
これは日本国内のeスポーツ文化においてかなり重要な転換点と言えるでしょう。

以前までは、ゲーム大会を開催する際に、

  • 著作権の扱い
  • 配信許可
  • 参加費
  • 景品表示法
  • 賞金問題

などが曖昧で、主催者側が不安を抱えながら運営するケースが多くありました。
特に格闘ゲームコミュニティでは、「小規模だから大丈夫だろう」という空気感で運営されていた部分もあります。
しかし、ゲームメーカー側から正式なルールが公開されたことで、

  • 主催者が安心して開催できる
  • 参加者も安心できる
  • 配信やSNS展開もしやすい
  • コミュニティが拡大しやすい

という大きなメリットが生まれました。

ガイドラインの対象になるのは、以下の条件を満たすコミュニティ大会です。

  • 日本国内で開催されるコミュニティ大会
  • 日本国内居住者が主催するコミュニティ大会
  • 個人または法人格を持たない団体が主催するコミュニティ大会
  • 営利目的ではないコミュニティ大会

ここで重要なのは「非営利」であることです。
つまり、「利益を出すためのイベント」は対象外になります。

以下のような大会は対象外とされています。

  • 法人や学校、行政等の公共団体が主体となって開催するコミュニティ大会
  • 飲食店など店舗主体のコミュニティ大会
  • ギャンブルや賭博に関連する施設で開催されるコミュニティ大会
  • 入場に年齢制限がある施設で開催されるコミュニティ大会
  • 自己の商品/サービスや政治、宗教、思想/信条の広告/宣伝に利用するコミュニティ大会
  • 違法または不適切な目的や、公序良俗に反し当社のブランドを損ねるおそれがあるコミュニティ大会
  • 営利目的のコミュニティ大会

特に注意したいのが「店舗主体」です。
例えば、「eSports Cafeやゲームバーが利益目的で大会を行う」場合などは、通常のコミュニティ大会扱いにならない可能性が高くなります。
上記の対象外に該当するイベント開催を企画の場合は、別途窓口への申請が必要となります。

https://www.capcom.co.jp/support/faq/others_website_037212.html

参加費にも上限があります。

  • 参加費:2,000円(税込)以下
  • 観戦料:1,500円(税込)以下

しかも、その収益を利益として使ってはいけません。
あくまで、

  • 会場費
  • 配信費
  • 機材費
  • 運営費

などへ充当する必要があります。

大会規模にも制限があります。

  • 有料大会:64人以内
  • 無料大会:256人以内

つまり、大規模商業イベントではなく、「コミュニティ大会」の範囲に収める必要があるのです。

ここは非常に重要です。

ガイドラインでは、「金銭的価値の高い賞品」が厳しく制限されています。
そのため、

  • 高額賞金
  • 高価なゲーミングPC
  • 大金のギフト券

などは基本的に難しいと考えた方が良いでしょう。
代わりに、

  • トロフィー
  • 表彰状
  • 名誉的な称号

などが推奨されています。

注意点1:スポンサー問題

多くの人が気になるのがスポンサーです。
ガイドラインでは、営利目的とみなされる形態に厳しい制限があり、禁止されています。
例えば、

  • 企業ロゴを全面に押し出す
  • 賞金、賞品の提供
  • 集客を利益化する

などは注意が必要です。
「コミュニティ活動」が主目的であることが重要になります。

注意点2:配信ルール

YouTubeやTwitchで大会配信をする場合も、カプコン動画ガイドラインに従う必要があります。
ただし、条件を守れば収益化自体は可能とされています。
これは配信者や実況者にとって非常に大きなメリットです。

注意点3:未成年参加

「ストリートファイター6」はCERO C(15歳以上対象)タイトルです。
そのため、

  • 未成年参加時の保護者同意
  • 年齢確認
  • 深夜開催

などには注意が必要です。
特にオフライン大会では、保護者同意書を求めるケースも増えるでしょう。

注意点4:会計透明化

今回のガイドラインで特徴的なのが「会計の透明性」です。
運営費がどのように使われたかを、

  • Web
  • SNS
  • Discord

などで公開する必要があります。
これは非常に現代的なルールであり、コミュニティ運営の信頼性向上にも繋がります。

意点5:コミュニティ大会の名前について

大会名に下記の様なタイトルは禁止されております。

  • コミュニティ大会がカプコンの公式、公認であると誤解を招くもの
  • 公序良俗に反するもの
  • カプコンや第三者の知的財産権を侵害または侵害する恐れのあるもの
  • 日本または全世界の1番(“頂上””最強””NO.1″などの文言を含みます)を決める大会であるかのように受け取られるもの

注意点6:二次創作について

二次創作作品についても細かく規約が掲載されています。
二次創作については、細かく内容が発表されていますので、詳しくは公式サイトより二次創作ガイドラインをご確認ください。

「カプコン 二次創作ガイドライン」
https://www.capcom-games.com/ja-jp/fan-content-guidelines/

1. 初心者向け設計にする

ストリートファイター6は人気タイトルですが、「格ゲーは怖い」という初心者層もまだまだ多いです。
そのため、

  • 初心者限定大会
  • ランダム2on2
  • コーチング付きイベント
  • 女性限定交流会

など、参加ハードルを下げる企画は非常に効果的です。

2. 配信映えを意識する

現在のeスポーツイベントは、「現地参加」だけでなく「配信視聴」も重要です。
例えば、

  • 選手紹介テロップ
  • リプレイ演出
  • 実況解説
  • 選手カメラ
  • SNS切り抜き

などを入れることで、一気にイベント価値が高まります。
特にショート動画との相性は非常に良く、

  • TikTok
  • Instagram Reels
  • YouTube Shorts

で拡散されやすいジャンルです。

3. オフライン会場選びが重要

格闘ゲームイベントでは、「対戦環境」が非常に重要です。
そのため、

  • 回線品質
  • モニター遅延
  • 音響
  • 椅子
  • 空調
  • 会場の広さ

などは軽視できません。
特にモニター遅延はプレイヤー体験を大きく左右します。
eスポーツ用途では、

  • 低遅延ゲーミングモニター
  • 120Hz以上
  • 安定した有線環境

が理想です。

4. Discord活用が必須

現在のコミュニティ大会では、音声通話・チャット・ビデオ通話ができるコミュニケーションサービスのDiscordが必須です。
もともとはゲーマー向けに広まりましたが、現在では、

  • オンラインコミュニティ運営
  • eスポーツ大会
  • 学校やサークル
  • ビジネス連絡
  • 趣味仲間の交流

など、幅広い用途で利用されています。
特徴は「サーバー」と呼ばれるコミュニティ空間を作れる点で、そこに複数の「チャンネル」を作成し、

  • 雑談
  • お知らせ
  • ボイスチャット
  • イベント連絡

などを分けて管理できます。
特にゲーム大会やイベント運営では、

  • 参加受付
  • 対戦呼び出し
  • ルール共有
  • 配信連携

がしやすいため、多くのeスポーツコミュニティで活用されています。
公式サイト:https://discord.com

Discordを使用すると、

  • エントリー管理
  • ルール説明
  • 対戦呼び出し
  • リザルト報告
  • アフター交流

まで一括管理できます。
大会後もコミュニティを継続しやすくなるため、非常に相性が良いです。

5. SNS導線を作る

イベント成功には「継続的な発信」が重要です。
おすすめは、

  • 大会ハッシュタグ
  • 切り抜き投稿
  • 選手紹介
  • MVPクリップ
  • リザルト画像

などを用意することです。
特にストリートファイター6は視覚的インパクトが強く、SNS映えしやすいタイトルです。

今回のガイドライン公開によって、今後は全国各地で、

  • 地域大会
  • 学生大会
  • 初心者交流会
  • 店舗対抗戦
  • コミュニティリーグ

などがさらに増えていく可能性があります。
特に「ストリートファイター6」は、

  • 世界大会
  • プロリーグ
  • 配信文化
  • 観戦文化

が非常に強いため、地域コミュニティ拡大との相性が抜群です。
つまり今回の規約整備は、「日本の格闘ゲーム文化をさらに広げるための土台作り」とも言えるでしょう。

カプコンが公開した「ストリートファイター6 コミュニティ大会開催ガイドライン」は、eスポーツコミュニティにとって非常に大きな前進です。
特に重要なのは、

  • 個人主催でも開催可能
  • 条件付きで参加費徴収可能
  • 配信収益化も可能
  • ルールが明文化された

という点です。
一方で、

  • 営利目的禁止
  • 賞品制限
  • 会計透明化
  • 参加人数制限

など、守るべきルールも明確化されました。

今後、ストリートファイター6のコミュニティイベントを開催したい人は、必ずガイドラインを確認し、適切な形で運営することが重要です。
正しく運営すれば、地域コミュニティを盛り上げる素晴らしいイベントを作ることができるでしょう。

カプコン公式 CAPCOM eSports ポータル はこちら
https://sf.esports.capcom.com/portal/ja/community