熱意ある起業家が出演するYouTube番組に出演させていただきました!

先日、YouTubeチャンネル「なにゆえものがたり」という番組に出演させていただきました。
(https://www.youtube.com/@naniyue01)
その内容と記事テキストをいただきましたので、弊社ブログにも記載させていただくことにしました。

知らないと乗り遅れる。テレビを見ない1,200万人にリーチする”eSports”という方法

こんにちは。株式会社メイクウィル代表の川口です。

突然ですが、企業のマーケティングや広報を担当されている皆さんに質問です。

「あなたの会社の製品やサービスの広報は、本当に届いていますか?」

テレビCMの効果が薄れ、ユーザーがどこに時間を費やし、何に熱狂しているのかが見えづらくなった今、この問いに自信を持って「YES」と答えられる方は少ないかもしれません。

実は、その答えのヒントがeSportsという世界にあります。

「ああ、ゲームのことでしょ?」
「一部の若者が盛り上がっているニッチな市場だよね?」

もし、あなたがそう思っているなら、年間1200万人が熱狂する巨大な市場と、そこに眠る大きなビジネスチャンスを見過ごしているかもしれません。

これは、eSports業界の最前線で企業の皆様と向き合う中で、私が痛感していることです。今回は、私がなぜeSportsと企業の架け橋になろうと決意したのか、その経緯と、多くの企業が陥ってしまっている“もったいない”現状についてお話ししたいと思います。

「eSports=若者の遊び」という、あまりにも大きな誤解

多くの方がイメージする「ゲーム」と、私たちが向き合う「eSports」は、似ているようで全く異なります。

友人の家で集まって遊ぶ従来のテレビゲームが「草野球」だとすれば、eSportsは実況・解説がつき、多くの観客が熱狂する「プロ野球」です。そこには勝者への称賛と賞金があり、ファンがいて、一つの巨大なエンターテイメントとして成立しています。

そして、その熱狂はもはや一部のものではありません。
日本国内のeSportsファンは、すでに1200万人を突破しました。
これは、日本の人口の約10人に1人に相当します。彼らは、テレビではなく、PCやスマートフォンの画面の向こう側で、手に汗握る試合を観戦し、お気に入りの選手やチームを応援しているのです。

この1200万人に、あなたはどうやってアプローチしますか?

私が「もったいない」と感じ続けた、企業のeSports活用の現実

私のキャリアのスタートは、eSportsとは関係のないカメラメーカーの営業でした。

その後、ご縁があって液晶ディスプレイを販売する会社に転職し、そこで「ゲーミング液晶ディスプレイ」のブランドマネージャーを務めることになります。

業界の中に身を置くことで、eSports市場の急成長と熱狂を肌で感じる一方で、私はある“もどかしさ”を常に抱えていました。

それは、eSports市場に参入しようとする多くの企業が、せっかくのチャンスを活かせずに撤退していく姿です。

「eSportsは若者に人気らしいから、とりあえずイベントに協賛してみよう」
「有名なチームにうちのロゴを載せれば、PRになるだろう」

こうした「なんとなく」の参入が、驚くほど多かったのです。
しかし、そのほとんどが期待した成果を得られず、「eSportsは費用対効果が悪い」という結論に至り、二度と戻ってこない。

これは本当にもったいない。

なぜなら、失敗の原因はeSports市場にあるのではなく、アプローチの方法が間違っているだけだからです。

例えば、ビジネスパーソン向けの雑誌に、女子高生向けのコスメ広告を載せても響かないですよね。

それと同じで、eSportsと一口に言っても、格闘ゲーム、シューティングゲーム、パズルゲームなど無数のジャンルとタイトルがあり、それぞれファン層の年齢や性別、ライフスタイルが全く異なります。

平均年齢が30代〜40代男性という渋いタイトルもあれば、小中高生が中心のタイトルもある。その解像度を持たずに、「eSports」と一括りにしてしまうから、届けたい相手にメッセージが届かないのです。

「このままでは、eSports業界の成長にとっても、企業の皆様にとっても、不幸なすれ違いが続くだけだ」

前職時代、私はそんな光景を横目で見ながら、日に日に強い問題意識を募らせていました。

「俺がやるしかない」と独立を決意。eSportsと企業の“ベストマッチング”を創る仕事

「自分がやれば、もっとうまくできるのに」

その思いが抑えきれなくなり、私は2年前に独立を決意しました。
そして設立したのが、株式会社メイクウィルです。

私たちのミッションは、「eSportsと企業の架け橋」になること。
企業の製品やサービスと、eSportsの各タイトルが持つファン層を精密に分析し、最高の相乗効果を生む“ベストマッチング”を設計・実行することが私の仕事です。

・このサービスなら、あのゲームのファン層にこそ刺さるはずだ。
・この商品をPRするなら、チームへのスポンサーではなく、インフルエンサー(ストリーマー)とのタイアップの方が効果的だ。
・イベントに出展するなら、来場者の足を止め、心を掴むためのノウハウがある。

実際に、私たちが手掛けたイベント出展では、業界平均の数倍となる来場率16%という数字を3度も達成することができました。これは、現場に足を運び続け、ファンのインサイトを徹底的に分析してきたからこそ得られた知見です。

私たちは単なる広告代理店ではありません。クライアントの伴走者として、eSports市場での成功を共に創り上げていく。社名に込めた「Make Will」という言葉の通り、未来を創る仕事をしていきたいと思っています。

これからの時代、企業がeSports市場とどう向き合うべきか

ここまで読んでくださった方は、eSportsがもはや無視できない市場であることをご理解いただけたかと思います。

この市場の最大の魅力は、ファンとのエンゲージメントの深さだけではありません。
彼らはインターネットを通じて観戦しているため、気になった商品を画面上のURLからクリック一つで購入できる環境にいます。テレビCMのように、検索し直す手間はいりません。これは、購買行動に極めて直結しやすい、強力なメリットです。

eSportsは、若者だけのものでもありません。
シニア層が運転していた当時を懐かしんで楽しめるレーシングゲームや、オンラインでいつでも対戦相手が見つかる囲碁や将棋など、世代を超えて楽しめるコンテンツが揃っています。

重要なのは、「なんとなく」ではなく「戦略的に」この市場と向き合うこと。
そのためには、信頼できる案内役が必要です。

もし、あなたのビジネスが新たな可能性を求めているなら、一度eSportsの世界を覗いてみませんか?
1200万人の熱狂が、きっとあなたを待っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、eSportsという巨大市場への新しい扉を開くきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。


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