ハンガリーのブダペストにもeSports Cafeがあった!人気ゲームは日本と違うのか!?突撃アポなし取材してみました!

2024年8月の夏休みを利用して、ハンガリーのブダペストに行っておりました。

ヨーロッパはほとんどの国に旅行した経験がありまして、、まだ行きたいけど行けてない国は、ポルトガル・ベルギー・オランダ・デンマーク・ポーランドのみとなっております。
そこで、今回はあまり日本人が多くないところに旅行したいなーと思い、ハンガリーだけをしっかり見て回る度にしました。
旅行中、日本人にはほとんど出会うことがなく、会ってもブダペストだけで、他の街では日本人どころかアジア人自体も皆無でした。
皆さん、ブダペストを観光したらすぐに違う国に移動しているんでしょうか…。

google mapでハンガリーにeSports Cafeあるのかなと調べてみたところ、首都ブダペストにありました!
ブダペスト観光の合間に時間を作って、アポなし突撃取材をしてきました!

Delta 1 Esports Café | Specialty kávézó és esport klub

首都ブダペストから少し南に下ったところにあるeSports Cafeで、近くに有名なブダペスト中央市場があります。
私はホテルの最寄り駅から地下鉄に乗って、Boráros tér駅という駅で降りて向かいました。

夕方5時頃にアポなし突撃したのですが、快く迎え入れてくれました🙌(ありがとうございます!)

小部屋にいくつか分かれていた

まず驚いたのですが、PC席とPS5席と分かれていて、PS5席のほうが価格が高かったことです。
PS5の普及率があまり高くないんでしょうかね?
PS5席は入口近くにあるソファ席だけで大半がPC席だったのですが、5~6席の小部屋に分かれていました。
中にはチーム練習用のVIPルームもあり、コーチやアナリストが使用するためのPCも設置されていたりと、かなり凝った作りになっていました。

店内ではアルコールが販売されていた!

日本ではまだ見たことがないのですが、アルコールが販売されていました。
ヨーロッパのeSports Cafeでは普通のことみたいで、「日本のeSports Cafeではアルコールを販売していないんだよねぇ~」と伝えると、「え?マジ?何で⁉」と驚かれてしまいました。

さらに、エナジードリンク系🥤もかなり充実していて、私が知らないブランドも含めて冷蔵庫の棚いっぱいに200本ちかく冷蔵されておりました。
私はコーヒー大好き人間なのでカプチーノを注文したのですが、なんとお店ではコーヒー豆から淹れるスタイルの様で、ものすごくおいしいカプチーノをいただきました☕

ハンガリーでは格ゲーはまったく流行っていないらしい

これはビックリだったのですが、お店のスタッフですら「Street Fighter」「鉄拳」のことを知らないとのことでした。
ヨーロッパでは格ゲーは不毛地帯の様です…。

代わりに、RTS系のゲームが人気で、STARCRAFTやAge of Empireなどが非常に人気がある様ですね。
特にAge of Empireなんて中世ヨーロッパが舞台のゲームですから、人気があると聞いて「そらそうだよなぁ~」と納得できました。

それと、ハンガリーではレーシングもそこそこ人気があるみたいです。
よくよく考えたら、F1の「ハンガリーGP」がありますからね、レーシングプレイヤーが多いのも納得です🏎

あとはFPSも大人気なのでですが、1番人気はCounter-Strike(今だとCS2)らしく、次いでRaibow Six Siege、3番目以降はOverwatchやVALORANTが人気の様でした。

お店の方と話していて

「この店が収益化するのに半年かかったんだよ~」とおっしゃっていたので、「日本も同じ様な感じらしいよ」と伝えると、自分たちだけじゃないんだと安心されておりました。
今でこそ笑い話にできるそうなのですが、とてつもなく苦労されたそうです。
お互い第2言語の英語で話をしていたのですが、ゲームタイトルやゲーム指向性などの共通認識があったおかげで、会話がスムーズにできたと個人的には勝手に思ってます。
特にお互いeSports関係の仕事をしているというところで安心してもらえたのが大きかったと思ってます。

もし、ハンガリーのブダペストに行くことがあれば、ぜひお立ち寄りください!

Delta 1 Esports Café…https://delta1.hu/en/home/

Infinity Esports Bár

こちらはブダペストの中心から少し東側にあるeSports cafe Barです。
Rákóczi tér駅という最寄りの駅から徒歩1~2分のところにあります。
このへんまで来ると観光客がかなり減って地元の人向けのエリアになるのですが、駅を出たら目の前位に地元の人が通う市場がありますので、ついでに立ち寄るとおもしろい発見があるかもしれません。

こちらのカフェには夕方5~6時頃にアポなし突撃したのですが、お店のアルバイトさんらしきスタッフが1人で開店直後の準備をしていたので、あまり話を聞けるような雰囲気ではなかったのですが、「店内を見たいなら好きに見てくれていいよ」とのことでしたので、入らせてもらいました。

カウンター席が10席ほどあるBAR

まず、長いカウンターがあり10席ほどのカウンター席がありました。
カウンター席の近くには大型モニターが置いてあり、お客さんがお酒を飲みながら観戦できるように設置されておりました。
お店がCafe BARなのでお酒もたくさん置いてあり、蒸留酒やリキュールもたくさんおいてあったので、カクテルも提供しているのだと思います。
私はまだお酒を飲むのは少し早かったので、某有名エナジードリンクの日本では販売されていない味のものを注文しました。

BOX席が6~8席ぐらいあった

4~6名がけのBOX席が6~8席ぐらいあったように記憶しております。
BOX席の近くにも大型モニターが設置されているので、お酒を飲みながら観戦できるスタイルになってましたね。
壁には、Call of DutyやSTARCRAFTなどの印刷物が貼られてありました。

PCプレイ席は約20席

元々、照明を明るくしない店内でかなり暗く、緑色の照明でほんのり見える程度の明るさで、PC席数は20席ありました。
PCはヨーロッパでよく見かける頭上に置くスタイルで、デスク上を広く使える様にしておりました。
ゲーミングチェアはお店のロゴを印刷したものを使用していたので、OEMか何かなんでしょうかね~。

取材した感想

eSports cafe & Barという形態でしたので、夜中までプレイしたい人はプレイできるし、仲間とお酒を飲みながら観戦したり会話で楽しんだりとできるお店の様でした。
こういったお店が日本にも増えてくれたらいいのになぁ~と本気で思いました。
ターゲット顧客が完全にゲーマー寄りのお店でしたので、日本でまだこういったお店がない理由として、一般のお客さんはあまり来ないというところが日本で営業開始するには時期尚早と思われてしまって、結果的にほぼないという状況なのでしょうね…。
こういったeSports Carが日本で増えるのは、まだまだ先になりそうですね…。

いっそのこと、私が開店したろかな…(笑)
元々、本格的なバーテンダー経験がありますので、全盛期はカクテル4,000種類ほど覚えてましたし、ウイスキーは飲んだら銘柄はほぼ当てられましたし、ワインは飲んだら産地とブドウ品種ぐらいは当てられました。
その中でも1番得意だったのが創作カクテルでした。
心斎橋ではちょっとだけブイブイ言わせていた時期があります(笑)

2店舗を廻ってみた感想

日本のeSports Cafeとは何から何まで違うなと感じました。
流行っているゲームタイトル、営業の仕方、PS5席がある、アルコールを提供している、などなど、新しい発見もいくつかありました。

日本で情報が入手できる海外のゲームシーンといえば、アメリカ、フランス、イギリス、韓国、中国あたりになると思いますが、ハンガリーのeSportsシーンを知っている日本人はおそらく片手で足りるか、それ以下だと推測しており、だからこそハンガリーのeSportsシーンに興味がありました。

結果的に、ハンガリーのeSportsシーンの一部だけでも知れたのは非常に勉強になりました。
日本ではあまりお目にかからないゲームタイトルもいくつかありましたので、行ってよかったと思います。

YouTube動画にまとめました!

ブログを書きそびれてしまったのですが、既にアップ済でございます🙇‍♀️
詳細はこちらの動画にまとめておりますので、ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひご覧ください!

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