eSports学校への進学はアリなのか?eSports専門学校の役割と進学のメリット/デメリットを徹底解析!

近年、eSportsは単なる娯楽の枠を超え、世界中で一大産業へと成長を遂げています。
特に若者を中心にその人気は絶大で、プロゲーマーという職業は子どもたちの憧れの対象となりつつあります。
しかし、その一方で「eSportsって所詮は遊びで、教育にならないんじゃないの?」という見方も根強く残っています。

しかし、本当にそうでしょうか?
本ブログでは、eSportsが持つ教育的な可能性と、プロゲーマー育成を形にしている「eSports専門学校」の現状、そして未来について、深く掘り下げていきたいと思います。
eSportsと教育が融合することで、どのような新しい価値が生まれ、どのような未来を創造できるのか?
その可能性を解説していきたいと思います。

「ゲームは学業の妨げになる」という旧来の考え方は、eSportsの台頭によって大きく揺らぎ始めています。
eSportsは、単にゲームが上手いだけでは勝てません。
そこには、従来のスポーツと同じか、それ以上の高度なスキルや思考力が求められます。

チームワークとコミュニケーション能力

eSportsの多くのタイトルは、チームで戦うことを前提としています。
勝利のためには、メンバー1人ひとりが自分の役割を理解し、お互いを信頼し、円滑なコミュニケーションを取ることが不可欠です。

この点は、他のチームワークが必要なサッカーや野球、ラグビーなどといっしょですね。

役割分担の徹底

eSportsをはじめスポーツには、大きく分けて2つのゲームジャンルに分けられます。
柔道やフェンシングなどの個人種目のタイトルと、バスケットボールやバレーボールなどチームワークを必要とする複数名でプレイするタイトルに分けられます。
eSportsも同様で、個人種目とチーム種目に分けられます。

チーム種目のゲームでは、ゲームタイトルにより多少の差はありますが、攻撃役・防御役・回復役など、さまざまな役割があります。
そして、自分の得意な役割を最大限に活かしつつ、チーム全体のバランスを考えてプレイをする必要があります。
特にチーム種目のゲームに関しては、自分勝手なプレイをするとチームワランスが崩れて負けにつながる恐れがありますので、一般社会の会社業務と同じようにプロジェクト管理やチームビルディングに通じるスキルが必要になってきます。

戦略的なコミュニケーション

eSportsの試合中は、刻一刻と状況が変化します。
その中で、冷静に状況を判断し、的確な情報をチームメイトに伝える「戦略的なコミュニケーション」が求められます。
単に「敵がいる」と伝えるのではなく、「敵がどこに何人いるか?」「誰がどう動くべきか?」といった具体的な情報を瞬時に共有する伝達力というスキルは、ビジネスの場でも非常に役に立ちます。

問題解決能力と戦略的思考力

eSportsは、常に変化する状況の中で、最適な解を導き出す問題解決の連続です。

特に瞬発力を必要としますし、あらゆる選択肢の中から最適な答えを導き出し、0.何秒以内に判断して行動する決断力も必要とします。

情報分析力

相手チームの動き、使用しているキャラクター、そしてマップの状況など、膨大な情報を瞬時に分析し、自チームの優位性を確立するための戦略を立てる必要があります。

臨機応変な対応力

事前に立てた戦略が通用しないことも多々あります。その際、どれだけ早く状況を理解し、新しい戦略に切り替えられるか?
この「臨機応変な対応力」は、eSportsの勝敗を分ける重要な要素です。

論理的思考力

勝利のためには、感情に流されず、論理的に物事を考える必要があります。「なぜ負けたのか?」「どうすれば勝てたのか?」を冷静に分析し、次の試合に活かす「PDCAサイクル」を回す能力が身につきます。

集中力と精神力

長時間の練習や試合に耐え抜くためには、高い集中力と強靭な精神力が必要です。

プレッシャーへの対処

大勢の観客が見守る中、大きな大会で結果を出すためには、プレッシャーに打ち克つ精神力が不可欠です。
プレッシャーを味方につけ、最高のパフォーマンスを発揮するスキルは、受験や就職活動など、人生のあらゆる場面で役立ちます。

継続的な努力

プロゲーマーになるには、才能だけでなく、地道な努力が欠かせません。
同じゲームを何百時間、何千時間とプレイし、自分のスキルを磨き続ける継続力は、どんな分野においても成功に不可欠な資質です。

eSportsが持つ教育的価値が認識され始めたことで、近年、プロゲーマーを育成するための専門学校が数多く設立されています。これらの専門学校は、eSportsを「ただの遊び」ではなく「真剣に学ぶべきもの」として捉え、生徒たちに専門的な教育を提供しています。

専門的なカリキュラム

プロゲーマー育成コースでは、単にゲームをプレイする時間を増やすだけでなく、プロとして必要な多岐にわたるスキルを体系的に学ぶことができます。

イベントコースでは、イベントを開催する上で必要な配信画面の操作や照明器具の操作、PC設定などを幅広く勉強する必要があり、マネジメントコースではビジネス要素もカリキュラムに組み込まれております。

ゲームスキル

基礎的な操作方法から、高度な戦術、そして最新のメタゲーム(ゲームの流行や戦略)に至るまで、プロレベルのスキルを習得するための専門的な指導が行われます。
現役のプロゲーマーや元プロがコーチとして指導にあたることが多く、実践的な知識を得ることができます。

座学

プロゲーマーコースゲームスキルだけでなく、スキルだけでなく活動していく上で必要な座学もカリキュラムに組み込まれています。
例えば、eSportsの歴史、マーケティング、著作権法、栄養学、フィジカルトレーニングなど、幅広い知識を学ぶことで、プロとしてのキャリアをより長く、より豊かにすることができます。

メンタルヘルス

プレッシャーの多いプロの世界で活躍するためには、メンタルケアも非常に重要です。専門家によるメンタルトレーニングやカウンセリングを取り入れているスクールも増えています。

キャリアパスの多様化

eSports専門学校は、卒業後のキャリアパスを多様化させる可能性を秘めています。
プロゲーマーの道をすすむのはもちろんのこと、イベント関係やチーム運営の会社への就職も多方面にありますし、またショップやeSports Cafeという道もあります。
しかし、誰もが望み通りの進路が選べるわけでないのは他のスポーツと同じで、結果的には本人のスキルやパーソナリティー(性格)と運が絡み合って人生が決まっていきますので、自分の望む道を選びたいのなら、人並み以上の努力が必要となります。

プロゲーマー

プロゲーマーコースの進路として最も成功といえるパターンは、プロゲーマーとしてeSportsチームに所属することです。
eSports専門学校は、チームとのコネクションを活用しトライアウトを開催したり、生徒のプロデビューを支援しております。

eSPorts関連職

全ての生徒がプロゲーマーになれるわけではありません。
しかし、専門学校で培った知識や経験は、eSports業界の他の職種でも大いに役立ちます。
例えば、eSportsイベントの企画・運営、チームのコーチ、ゲームキャスター、ストリーマー、ゲームアナリストなど、eSportsに関わる仕事は多岐にわたります。

近年では、最初からプロゲーマーを目指すわけではなく、裏方業務のイベント会社やチーム運営の仕事に就きたいという生徒が増えてきており、イベント運営の方法や、チーム運営に関する勉強などを中心に教えるコースが人気を得ております。

一般企業への就職

専門学校で培ったチームワーク、コミュニケーション能力、問題解決能力は、eSports業界だけでなく、一般企業でも高く評価されるスキルです。
eSportsの経験を通じて得たこれらのスキルを武器に、IT企業やベンチャー企業など、幅広い分野で活躍する卒業生も増えています。

上記ではeSports専門学校のメリットを中心に解説してまいりました。

逆に、この項ではeSports専門学校に進学するデメリットについてもふれておきたいと思います。

費用がかかる

大学でも同じことが言えますのでeSports専門学校に限った話ではありませんが、eSports専門学校に通うには入学費用、授業料などを支払わなければなりません。
この費用どうやって捻出するのか?卒業した後にしっかりと身に残るスキルを身につける事ができるのかが判断の分かれ道になるとは思います。

専門学校は、主に2~4年制のところが多い為、卒業までのトータルの費用を最初に確認しておき、しっかり払えるかどうかを

確認した上で入学することをオススメします。
そうしないと、授業料が払えず途中で自主退学することになった…となるのが1番もったいないことになるので、最初にしっかりと確認しておくことを強く推奨します。

社会的理解度が現状ではまだまだ低い

残念ながらeSportsはまだまだ社会的理解度が低い傾向にあります。
その為、一般社会からすれば「eSports?ゲームが仕事になるわけ?」と思われているのが現実です。

実際にeSports関係に就職する場合は強みになりますが、まったく関係のない方向に就職する場合は、注意が必要です。

学歴では大学よりも低くみられる

これはeSports専門学校に限らず他の専門学校でも同じことが言えますが、学歴重視の企業では、求人欄に「条件:大学卒以上」と今でも普通に記載されております。

この場合、専門学校卒業ではエントリーの段階で落ちてしまいます。

とはいえ、普通のサラリーマンになりたくない!自分の好きな道で仕事したい!という想いを持って入学するのが専門学校なので、この点は気にしたほうがよいようであまり気にしなくてもよいのかもしれません。

自分のすすむべき業界であれば専門学校卒業はメリットにつながりますので、しっかりと自分の未来を見据えて進路を決めましょう。

eSportsと教育が融合することで、どのような未来が拓けるのでしょうか。
それは単に「プロ人材を育てる」という枠を超えた、より大きな可能性を秘めています。

新しい教育モデルの確立

eSportsを教育に取り入れることで、従来の画一的な教育モデルに一石を投じることができます。

モチベーションの向上

eSportsが好きでスクールに入った生徒は、高いモチベーションを持って学習に取り組むことができます。
これは、従来の「やらされ勉強」とは全く異なる内発的な動機に基づいた学習であり、生徒のポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

実践的な学び

eSportsは、座学だけでなく、実践を通じて学ぶことが非常に重要です。

これは、プログラミングやデザインなど、他の分野の教育にも応用できる考え方です。

多様な才能の開花

従来の教育システムでは評価されにくかった「ゲームの才能」を持つ生徒が、eSportsを通じて自信を持ち、自分の才能を開花させるきっかけになります。
これは、多様な才能を認め、尊重する社会の実現にも繋がります。

業界全体の健全な発展

eSports業界が今後さらに発展していくためには人材の育成が不可欠です。
eSports専門学校は、その重要な役割を担います。

  • 倫理観の醸成: スクールでは、ゲームスキルだけでなく、フェアプレイ精神やスポーツマンシップ、そして社会の一員としての倫理観を教えることができます。
    これにより、マナーが良く、社会に貢献できるプロゲーマーを輩出することができます。
  • 裾野の拡大: 専門学校に通う生徒が増えることで、eSportsへの関心が高まり、業界全体の裾野が広がります。
    また、専門学校で学んだ卒業生が様々な分野で活躍することで、eSportsの社会的地位が向上し、より多くの人々に受け入れられるようになります。

eSports専門学校に入るべきか否か?については、結論として人それぞれ違うとしか言えません。

サッカーや野球の場合でも、ユースや高校からいきなりプロチームに入る場合もあれば、大学に進学して卒業してからプロチームに入る場合もあったりします。
高校を卒業してすぐにプロの世界で戦える選手もいれば、失敗しない様にもう少し鍛えてからプロの世界に入るという選手もいたりしますので、何が正解かは本人にしか分からない、本人でさえも完全な正解が分からないまま進路を決めなければなりません。

上記の野球やサッカーなどと同じように、eSportsの世界でも専門学校に入ったほうがいいのか悪いのかは人それぞれという答えになってします。

ただ、専門学校に入るメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。

知識ゼロの状態からではなく、ある程度知識を持った状態で進路を見つけられる

高校を卒業してすぐにプロゲーマーへの誘いがあった選手は、そのままチームに加入するのは大いにアリだとは思いますが、そうでない高校卒業生のほうが多いと思います。

その場合、高校卒業して大学に進学しながらプロの道を目指すのもありですし、専門学校に入って元プロ選手のコーチからプレイを教えてもらうのも有効な手段だとも言えます。

大学や専門学校にも行かずに就職し、プロの道を目指すのも大いにアリだとは思います。
一般社会の仕事を経験できるのは大きな財産になりますし、自分の活動に責任を持てる様になりますので、この就職の道を選ぶは個人的に賛成派の意見を持っております。

1番オススメできないのが、大学にも行かない、専門学校にも行かない、就職もしないパターンですね。
自宅にずっといるだけだと目標を失いやすいですし、まわりからの刺激が得られない為、徐々に目標が分からなくなり、次第に活動もトーンダウンしてしまいかねません。
そうなると、結果的に何も残らなくなるので、何がしか社会とのつながりを持っておくことをオススメします。

eSports専門学校の生徒である=eSportsに興味があるという名刺代わりで自分自身を紹介しやすい

この点は大いに効果があると言えます。

実際に高校を卒業してすぐの場合、圧倒的多数の方が未経験の状態であると言えます。
そんな状態では、eSports関係のアルバイトでさえも採用されにくいでしょう。

しかし、eSports専門学校に通っているということは、それなりの覚悟があるという証拠になりますし、まわりの見方が変わってきます。
特にeSports系のアルバイトになると、明らかに見方が変わりますので、eSports専門学校に通っているという武器をふんだんに活用できる機会にもなります。

アルバイトだけでなく、コミュニティ大会運営のボランティアにも入りやすいメリットがありますので、学校外での活動を拡げるには大いに有効だと言えます。

eSports専門学校の知名度を借りて活動ができる

この点も大きいですね。
名前を知れたeSports専門学校に通っているという自分を知ってもらう分かりやすい情報が1つできますので、この武器を活かして学校外で活動するのは大いにアリだと思います。

自分でコミュニティ運営や大会を開くのもありですし、地元のチ-ム運営に関わらせてもらう場合でも肩書きなしより肩書きありのほうが印象がいいわけですから、最大限活用してよいと思います。

2025年8月現在、日本全国にはたくさんのeSports専門学校が存在しております。
その中でも、特にオススメな専門学校をご紹介したいと思います。

※下記以外の専門学校が多数存在しておりますが、関わりのあった専門学校しか評価できません。
関わりのなかった学校を評価することはできませんので、掲載されていなかったとしても決してオススメできない専門学校というわけではありません。

あらかじめご理解の程お願いいたします。

滋慶学園グループ(声優・アニメ&eスポーツ専門学校/デザイン&テクノロジー専門学校)

大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校

滋慶学園グループは、専門学校、大学、大学院、専門職大学など、多岐にわたる教育機関を運営する学校法人グループで、日本全国にある82校を運営している巨大学校法人グループです。
1976年に歯科技工士養成校から始まり、「職業人教育を通して社会に貢献する」ことをミッションに掲げています。

eSportsのコースがある専門学校は、大きく2種類の学校に分かれております。

  • 東京と大阪にあるアニメ・声優&eスポーツ専門学校
  • 札幌、仙台、東京、名古屋、京都、大阪、福岡にあるデザイン&テクノロジー専門学校

各学校ごとに特徴を出していて、同じデザイン&テクノロジー専門学校でも教科やコースが若干異なっていたりして、各学校の趣旨や目的を明確にしたカリキュラムで運営されております。

滋慶学園グループの全国すべてのeSportsコースでは、上位機種モデルのPCやゲーミング液晶ディスプレイ、マウスやキーボードやゲーミングチェア、照明やミキサーなど、機材に多額の費用をかけて揃えております。

また、大会運営の勉強と実践を兼ねた学校対抗戦を定期的に開催しており、プロゲーマーコースは選手として出場し、イベントコースは大会運営を裏で支え、全国の生徒に学びの機会を提供しております。

授業のほうはというと、有名選手だけでなく、業界内で第一線で活躍されている方々をゲストに迎えた特別講義を行ったり、通年を通した授業も、業界で忙しく勤務している方が直接指導していたりするので、最先端の情報が入手しやすく、仕事のおもしろい部分だけなく、辛いところやしんどい現実的なところも知れる機会を与えていたりします。

■滋慶学園e-sportsウェブサイトはこちら👉https://www.jikei.asia/com/jp/course/game.html

ヒューマンアカデミ―

ヒューマンアカデミーは、資格取得やキャリアアップを目指す人々のための総合的な教育サービスを提供している企業です。
全国に校舎を展開し、通学やオンラインなど多様な学習スタイルで、様々な分野の講座を提供しています。
ヒューマンアカデミーは、社会人や大学生向けの専門講座だけでなく、子どもの教育や趣味の習い事まで幅広く展開しています。

  • タウンカレッジ: 資格取得や就職・転職を目指す社会人向けの講座
  • 総合学園ヒューマンアカデミー: 高校生・浪人生向けの全日制専門教育
  • ヒューマンアカデミー日本語学校: 外国人留学生向けの日本語教育

拠点は札幌から那覇まで全国の主要都市に約50校舎あり、最寄りの校舎で直接サポートを受けることも可能です。

ヒューマンアカデミーのeスポーツコースは「e-sportsカレッジ」という名前で、札幌、仙台、千葉、大宮、秋葉原、横浜、名古屋、京都、大阪心斎橋、神戸三宮、広島、福岡、那覇の合計13か所で運営されており、eスポーツ業界で活躍できるプロ人材の育成を目指しています。
プロゲーマーだけでなく、関連職種への就職も視野に入れたカリキュラムが特徴です。

ヒューマンアカデミーが他の専門学校と大きく異なる特徴の1つとして、「有名eSportsチームを持っている」という点にあります。
「CREST Gaming」という日本のeSportsの歴史の中でも比較的古い歴史を持つチームで、FPSやMOBAなどで有名なチームが学校内にあるという点が強みでもあります。

eSports専門学校の課題として、「ちゃんと教えられる人が少ない」という問題点があるのですが、都市部を離れれば離れるほどこの問題がより顕著になってきます。
そこで、ヒューマンアカデミーでは、第一線で活躍しているちゃんと教えられる人が全国13校を繋いで指導をしている点にあり、全国どこでも均一な授業を受ける事ができるという点にあります。
その為、自宅から通いやすい生徒も入学しやすく、授業のクオリティも担保できるというメリットを持っているのが特徴です。

■ヒューマンアカデミーe-sportsカレッジの公式ウェブサイトはこちら👉https://ha.athuman.com/e_sports/

神戸電子専門学校

神戸電子専門学校 校舎

こちらは、神戸市の三宮駅近くにある専門学校で、神戸異人館の近くにある学校です。
神戸電子専門学校は、IT、ゲーム、デザイン、アニメーション、建築、サウンドなど、幅広い分野でプロフェッショナルを育成する専門学校です。特に、実践的な教育と業界との強いつながりがあるのが大きな特徴です。

神戸電子専門学校の1番の特徴は、「裏方業務に就職する授業に専念している」という点にあります。
他の専門学校は、プロゲーマーコースやストリーマーコースなどがあり、その他にもイベントコースやビジネスコースなどがあるという、複数のコースの中の1つとしてビジネス関係やイベントコースがあるのですが、神戸電子専門学校は「eスポーツエンジニア学科」1本に絞っているという特徴があります。

その為、生徒全員が同じ道を目指しているという点も強みがあり、分からないことはまわりの同級生に聞くということも簡単にできますし、裏方業務に関連する機材を中心に扱えるというメリットがあります。

学校内で定期的にイベントを開催したり、兵庫県の近隣eSportsチームや施設と連携して、外部に出て実践を兼ね備えた勉強の場があったりと、現場の経験を重視したカリキュラムが多いのも特徴です。

また、元々ゲームクリエイターコースで長い歴史を持つ学校ですので、ゲーム会社との深いつながりがあるのも大きな財産であり、特徴ともいえます。

■神戸電子専門学校の公式ウェブサイトはこちら👉https://www.kobedenshi.ac.jp/course/esports

eSportsは、単なる娯楽ではありません。
そこには、チームワーク、戦略的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力など、現代社会で成功するために不可欠なスキルが凝縮されています。
そして、それらのスキルを体系的に学ぶための「プロゲーマー育成スクール」は、eSportsが持つ教育的価値を最大限に引き出し、新しい学びの場を提供する可能性を秘めています。

もちろん、まだ課題がないわけではありません。例えば、スクールの質の担保や、卒業後のキャリアパスの明確化など、解決すべき課題は多く存在します。
しかし、eSportsと教育が手を取り合うことで、従来の教育システムでは成し得なかった、生徒の主体性を尊重し、多様な才能を開花させる新しい未来が拓けることは間違いありません。

eSportsは、未来の教育を担う重要なピースの一つとなるでしょう。
今後のプロゲーマー育成スクールの動向に注目し、その可能性を信じて応援していきたいものです。

全国のeSports専門学校でご依頼をいただいた際に特別講義を行っております。

「eSports業界で活躍するには?」という、どちらかというと1年生向けの特別講義がおかげさまで好評で、毎年呼んでもらっております。

上記のオススメ専門学校では、通年授業を担当したり、特別講義に呼んでもらったりしております。
業界の最前線人材として呼んでいただけているのは、非常に光栄なことだと深く感謝しております。

まだコンタクトのない学校にも積極的に関わっていきたいと思っておりますので、ぜひご興味を持ってもらえた学校関係者の皆様、ぜひともご連絡くださいます様よろしくお願い申し上げます!